ドキュメントの重要性が目につくが

最近でも無いがここしばらくBlog、技術系サイト、書物なりで
ソフトウェア開発におけるドキュメントの重要性やまとめ方などを
記載したものが以前に比べて増えていると感じられます。

その中には@ITの国語力に関する記事ですとか、
私の上司のあきやすさん記載していたITProのスキル向上ゼミナールがあります。

よくよくドキュメントが大事だと、このソフトウェア業界では
話として挙がりますが、それは何故だとおもわれますか?
この業界ではものを作ったり、テストしたり、しばらくたって
改修したり…
そんな作業を実際に動くものを動かしてみるだけでは、
なんでこの部分こうなってかなどの理由もわからず、
ものも作れず、テストもできず、形上できたとしても
改修に耐えられるようなものはありません。

そんなわけでドキュメントという形に残るものが重要なんですが、
ドキュメントもただ在ればいいわけでもなく、
ただ在るだけでは逆に混乱しかねないものになります。

国語力ですとか表現力、図解力なども確かに重要だとは思いますが、
それ以前にまずは5W1Hというように、目的や方向性、方法などを
伝えるようにする、読み取るようにするという根底的な事の方が
大事だと思います。

ドキュメントは人に伝える為の道具です。その道具を巧く利用できるよう
精進していかなければと思っています。