売り手市場

今日TVでもやっていたが、就職活動に関して
「買い手市場」から「売り手市場」になったという
情報が結構でている。
一般にいう2007年問題などもあるのかもしれないし、
経済回復をしてきたという国からの報告もあるかもしれない。

だけれどもすごくふざけてると思ってしょうがない。
「買い手市場」の時に、ほんとにその会社に入りたいと
思って意欲的に活動してきた人材を切り捨てて、
「売り手市場」の時に当時にくらべて楽観的な人材を
取得する。

また、弟2の窓際族同様の言葉が流行するのではないだろうか?
結果的によりニートというものを増やすのではないだろうか?
その個人を責める気は特になく、そういう状態に追いやったという
経済や企業に対して腹立たしく思っている。

求める人材確保というのはどの業界業種でも難しいものだと思う。
さらに「人を育てる」という過程は避けて通れない。
企業にしてみればできるだけ時代に左右されずに適切な人材を確保し、
その育ててきた人材が離れたくないように取り組んで行く方が
最終的には良いのではなだろうか?
その方もそこで働く側としてはありがたいと思う。

また、採用される側にも大量採用による落とし穴はあきらかで、
課長職というポストにつける確立は低くなるわけだし、
就職難時代の先輩の数は少ない事からも、年の近い先輩が少ない
だけでなく、1人当たりに対して接する時間も少なくなる。

なんだか単なる愚痴になるのかもしれないし、非常に四苦八苦してる
企業の人事の方にも、就職活動を頑張ってる方にも申し訳ない事を
記載していますが、何かもうちょっと採用する側もされる側も
お互いに長期的にプラスになるようにしていけないのでしょうか?