この業界の仕事の中で…

はてなダイアリーで書くようになって、Topページの人気の記事をちょくちょく見ることが多くなった。
FC2とかだと大きいけど、自分が惹かれる記事ってのは一部になっちゃうんだよね…。
とまぁそれはさておき、「影響力のある人」ってのは大概その「人気の記事」に入っていたりするわけで、
「プログラミングファースト開発」という記載があった。


う〜ん、本来は違うけど結果的にそれに近い感じになっている現場ってのはいくつもあると思う。
ただ、一括で投げている大きなSI企業はドキュメント書くにもプログラマーがいないので、
ほんと体裁だけになってたりもするけど…


日本の中で難しいのは、『品質』ってとこにだと思う。
どっかの国みたいに、「あ〜不具合あったの?じゃあ直す。はい、直したよ。」ってのじゃ叱られる。
前提として「不具合は出してはいけない!!」というのがあると思う。
そして、その『不具合』というのはいっちゃえば人からして違ってしまうこともある。
使う人の中でも結局内部の調整がついておらずリリースしてから「なんでこうなってるの?使えないよ。」とか…
また、技術者じゃないので動かないとわからないから、設計時に安易に「いいよ。」という人も多い。
そんな中で「不具合は出していけない」ってのは100パーセント無理な話だと思う。
じゃあどうするか?「不具合」がすくなるなるようにすればいいというのは当たり前。
そういう中で「動くものを確認していって貰う。」というのは確かに1つ有効な手だと思う。


だけど顧客をとるために、そして政治的要因というのも絡んでくる中、
『体裁』だとか『自社の品質基準』だとか『ISOの手順』だとかに反している部分も多い。


じゃあなおさらどうするか?
エンドユーザー側のシステム部門もしくは担当者が「動きが想像できる人」であり
「内部の調整ができる人」であって、いっちゃえばシステムサポートが確実にできる人で
あればいいんじゃないかと思っていて、ずっとそんな事を言ってるつもり…


なんか横柄な態度にとられるかもしれないけど、
だってそうすればそのエンドユーザー側の担当者さんの負担は増えることにはなるけど、
それが一番お互いに開発や運用コストを抑え、企業という双方にとって
よい形を造るんじゃないかと思うんですけどどう思われます?
(まぁそういう人を置くのが難しいとこもあると思うのですけど…)

システムというものが、業務で用いる主管機能となっているのであれば、
それをメンテしたり調整できる人間がいない(他社や派遣に頼る)ってのはゆゆしき問題だと思うし、、
そういうことができる人は重宝しても良いと思うのですがどうなのでしょう?